はじめに
本日仕事納めでした。
本当は 常駐先は 29 日(月)まで仕事なのですが、明日 25 日は通院するため、そして 1 日飛ばして金曜日に出社は流石にしんどいので、連休を取ることにしました。
はい、余談が過ぎたので、表題通り 2025 年の振り返りをしていきたいと思います。
読んでいて気落ちする内容や、表現が直球すぎて不快に感じる部分もあると思いますが、自分の正直な気持ちを綴って今年の活動を締めくくりたいと思います。
転職活動
今年を振り返るうえで、一番大きなトピックは転職活動だったと思います。
以前書いた全敗記録の振り返りは以下になります。
はじめに 2025 年、私は SES 企業で働くインフラエンジニアとして、自社開発企業への転職を目指しました。 結果として、選考に進んだ企業すべてに落ちました。 1. 活動背景と技術スタックまず、2025 年時点での私のスタックは以下の通りです。 AWS(実務 …
過去に書いた転職活動の記事には書いていなかったのですが、
そもそもなぜ転職をしようと思ったのか
というきっかけを書いていきたいと思います。
SES から自社開発企業への転職を考えた理由
SES という働き方そのものを否定するつもりはありません。
実際、これまでインフラエンジニアとして経験を積めたのは、SES という環境で複数の現場に関わることができたからだと感じています。
一方で、この働き方を続ける中で、「このままで良いのだろうか」という違和感が、徐々に大きくなっていきました。
特に大きかったのは、自分の意思とは関係のない契約都合に、キャリアや働き方が左右され続ける点です。
気に入った現場や、信頼できるメンバー、腰を据えて改善していきたいシステムに出会えても、「契約満了」という理由だけで離任せざるを得ないことが何度もありました。
成果や意欲とは無関係に環境が変わることに、強いストレスを感じていました。
また、自分の仕事が誰のために、どのように役立っているのかを実感しづらい点も理由の一つです。
インフラとしてシステムは動いており、障害対応や改善も行っています。
しかし、見えているのは常駐先の SIer までで、その先にいるエンドユーザーの存在を感じる機会はほとんどありませんでした。
自分の仕事が社会にどう貢献しているのかを実感できないまま、タスクだけが消化されていく日々に、正直なところ虚しさを感じていました。
作ったものが実際に使われ、改善され、その結果として次の価値につながっていく。
そうした一連の流れを、自分の目で確認できる環境で働きたいと考えるようになりました。
SES が悪いから転職したい、という単純な理由ではありません。
自分がこの先エンジニアとしてどこに責任を持ち、何に価値を感じて働きたいのかを考えた結果、自社サービスを持つ企業で働くという選択肢に行き着きました。
自己研鑽の推進
インフラエンジニアとして今後のキャリアを考えたとき、オンプレミス中心の経験よりも、AWS をはじめとしたパブリッククラウドを軸にしたキャリアを歩んでいきたいと考えるようになりました。
その考えから、2024 年以降は AWS の構築・保守案件を中心に参画してきました。
なお、IT 業界へキャリアチェンジした当初は運用保守案件が中心でしたが、その中でも AWS の監視・運用業務に携わった経験があります。
実際に転職活動を始める前に、各企業の技術スタックを調査してみたところ、構築には Terraform、監視には Datadog や New Relic、AWS の基盤としては ECS/EKS + Fargate といったサーバーレス構成を採用している企業が多数を占めていることが分かりました。
そこで、これらの技術を中心に自己学習を進めていきました。
結果として転職活動自体は全敗という形になりましたが、それでも無駄だったとは思っていません。
何も準備せずに挑んでいた場合と比べると、得られたものは大きかったと感じています。
むしろ、不採用という結果を通じて、自分に何が足りていないのかを具体的に把握することができました。
この経験を踏まえ、2026 年以降は不足している技術や知識をより意識的に学習し、自己研鑽を継続していきたいと考えています。
読書
文字を読むことは苦にはしていないのですが、読むのは雑誌や漫画が主でした。
年齢を重ねていくうちに流石にこのままではダメだなと思い、積極的に活字を読んでいくことにしました。
本に書かれたものすべてを実践出来たかというと大変なので、正直無理です。
小さなことから実践していくことを心がけたいと思います。
主に読破したのは以下になります。
※すべて Amazon リンクですが、アフィリエイトはやっていないので踏んでも問題ありません。
エンジニア関連
自己啓発系
- タイムマネジメント大全
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パッと振り返りましたが、自己啓発系が多すぎましたね…
ただ、技術書・自己啓発書を通して短期的な成果だけでなく、長期的に積み上げていく視点を持てるようになったのは大きな収穫でした。
来年からは技術系の本を読んで自身への学びに変えていきます。
そのために、本日仕事終わりに書店を駆け巡って以下を購入しました。
冬休みを勉強漬けだと長続きしないと思うので、合間合間に読んでいきたいと思います。
どこかで手を動かしながら学習することも考えています。
イベントでの社外学習
connpass で開催されたイベントについて、自身のキャリアや業務にも活かすことが出来ないかと思い積極的に参加しました。
主に SRE に関わるイベントを見ることが多かったのですが、これまで AWS の運用監視や構築保守が主な業務ですので、自身のキャリア形成や、業務へ活かすためのマインドを養うことができたと感じています。
最後に
例年に比べて体力的にしんどい 1 年だったかなと思いました。
特に、客先常駐を継続しながらの転職活動は心身ともに疲労しました。こんなに削られるのか、とも感じました。
これからも変わらず自己研鑽に努めていきますが、自分に自信が着いてきたら再度転職活動にチャレンジしていこうと思います。
技術も経験もまだまだですが、 昨日の自分を今日越える というマインドでこれからも継続していきます。